【スーツ】ピチピチと適切なフィット感の境界線【肩で着る】
こんにちは、あつめ(@atm_152)です。
もうすぐ4月。
新入社員としてすでにスーツを新調した人も、これから新調するという人もいますよね。
そういった人たちに向けて、色気を出す前の、最低限のスーツのフィット感について紹介していきます。
※ある程度フィット感良く着たいという人が対象です。
本記事ではその中でも「肩」に注目して見ていきます。
なぜかというと、カジュアルな服とスーツとの違いはやはり肩にあります。
これまでジャケットを着たことがある人でも、カジュアルジャケットはどんな着方をしても許されますが、ビジネスではそうではないですからね。
スーツの方は大まかに二種類に別れますので、それぞれで見ていきましょう。
肩かっちりスーツの場合
いわゆる英国スーツのような肩周りの場合(肩パット厚め)は、広めの肩幅から腕周りがストンと落ちるようにデザインされています。
言い換えると、肩幅を超えて肩が主張しません。
スーツをタイトに着こなすクレイグボンドもそこはしっかり守っています。
もう一つわかりやすい例を上げるなら↓でしょうか。
しっかりと肩を広くとって、腕はきれいに下に落ちます。
だめな例
インスタグラムでよく見るダメな例が↓です。
もともとかっちりめに作られた肩に対して、着る人の肩が大きく横に出てしまっています。
スーツの肩と着る人の肩のギャップが不自然で大きなシワ・細かいシワがたくさん入り、胸部分も肩に引っ張られて外側に開いてしまっています。
作り手が想定しない着方をしているのでこうなってしまいます。
こういう着方をしたいのなら、そういうスーツがあるのでそっちにしましょう。
肩パッド(裄綿)薄めの最近流行りの形のスーツ
このごろ人気の、肩パッド(裄綿)薄めのスーツであれば、肩幅位置が多少内側でも対応できるように作られています。
こういった感じですね。
作り手が上記のような着方・シルエットを想定しているため、シワなどがでずにきれいに着用できます。
スーツの場合、想定された通りに着る、というのが大事なところですね。
(ストレッチ生地の場合はある程度融通がききますが、スーツは基本ストレッチ性がないので)
ピチピチになるというのは、作り手の意図を無視した着方をしているということです。
着心地が悪く疲れやすいばかりか、モノとしても引っ張られているので寿命が短くなってしまいます。
フィット感の良いスーツを着たいという人は、ピチピチにならない適度なフィット感でスーツを選ぶようにしましょう。
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