【スーツと筋肉】スタイルをよく見せるスラックスあれこれ ②スラックス編
こんにちは、あつめ(@atm_152)です。
※この記事はスーツに必要な筋肉、筋肉に必要なスーツの着こなしに関連した記事です。
前回はスーツ姿に適した筋肉の付け方(下半身)を紹介しました。
今回はどんなスラックスだとスタイルがよく見えるのか、紹介します。
※はっきり言って、色気のある洗練されたスーツスタイルに見せるにはここが一番重要かもしれません。
本記事では「スタイルがよく見える」を
①足が長く見える
②色気があるように見える
この2つの要素を満たすものと定義します。
①足が長く見える
細さ
まずは細さが大事です。
実寸が同じ長さだとしても、太いスラックスよりも細いスラックスの方が長く見えます。
スタイルの良さを求めるのであれば細めスラックスは必須です。
しかし細すぎてピチピチではいけません。
ピチピチだとスーツとしての上品さが感じられませんし、ゆとりがなさ過ぎて裂けます。
また、タイトすぎてピチピチ感が出ると、逆に太く感じられる場合もあります。(全体のシルエットとしては細くなりますが、部分部分で見たときにハリがあると太く感じます)
ピチピチだと感じさせない程度の細さは保ちましょう。
(2019年現在、そもそもピチピチのスーツは流行りではありませんしね)
まっすぐ
これはスラックスを正面から見てシワなくストンと裾が落ちていくことを指します。
これを一番簡単に実現するにはある程度太いパンツを履くことです。X脚・O脚・太ももやスネの外側へのハリなど、正面から見たときに凹凸になりそうな要素を全部覆い隠してくれます。
また、スラックスの丈をハーフクッションに設定すると適度に裾が靴の周りをなぞって広がらず、足と靴がつながるので正面から見て非常に細く見えるようになります。
丈をノークッションに設定した場合、脚が真っ直ぐな人であればシルエットが靴まで一直線に落ちていきます。スラックスのクリース(折り目)が形を整え、正面から見てかなり細いシルエットになります。
一方で、スネの骨の湾曲が大きい場合は裾が外側に広がってしまい、裾と靴の間がパカっと開いてしまいます。「裾が広がって太くなる」ことと「足と靴がきれいにつながらない」ことで、足が長く見えるという点でハーフクッションに劣ります。
丈をワンクッションにした場合は、、、クッションの度合いによりますが、シルエットが崩れるので足長効果は薄れてきます。
②色気があるように見える
横からのシルエットがカギ
正面から見て細くても、横から見て太いパターンは多いです。
スラックスって正面に折り目が入ってますよね。
その折り目のおかげで前後方向に広がるので、かなり太いものでも、正面から見ると細く見えやすいんです。
↓もその類ですね。
ストレートに落ちるシルエットはシワもなく真面目な印象でビジネスにもってこいですし、
そのゆとりがファッション好きな人にとっては魅力に映る場合も多くあります。
が、それはファッション的な魅力で、肉体的な魅力じゃありません。
肉体的な魅力を演出するためには、体に沿ったシルエット、
つまりテーパードシルエットである必要があります。
どれくらい絞ればいいかという明確な基準はありません。一人ひとりの体系によって異なってきます。
元からヒップが大きめの人であれば、裾幅が20cmを超えても十分に横から見て色気を感じることもあります。
逆に、ヒップが小さい+足が長いという人であれば裾幅16cmくらいでも色気を感じられないということもありえます。(そうならないようにヒップの筋トレは必須といえます)
テーパードがきつくなればなるほど、横から見てシュッとしていきますが、ふくらはぎが太い人はひっかかってシワが出てきます。正面からと横からの細さはある程度トレードオフです。
まとめ
①足が長く見える
②色気があるように見える
この2つの要素を満たすスラックスは、
ぴたぴた過ぎないテーパードシルエット
です。
最後に完璧なサイズ感のスラックスを張って終わりにします。
パンツブランドPT01(ピーティーゼロウーノ)のディレクターを務める
ドメニコ・ジャンフラーテ氏の着こなしです。
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