【スーツと筋肉】スーツ姿を真横からみたときのアウトラインを作る筋肉

2018年11月12日

※この記事はスーツに必要な筋肉、筋肉に必要なスーツの着こなしに関連した記事です。

こんにちは、あつめ(@atm_152)です。

『スーツ姿を引き立てる筋肉』の2記事目です。

前の記事ではスーツ姿を正面から見たときの印象を変える肩周りの筋肉を紹介しましたが、今回は真横から見た時の印象を変える筋肉を紹介します。

正面だけに気を使うのはだめ

正面から見たときのスーツ姿に気を使う人、かなり多いと思います。格好良いスーツ姿を作るために、横からの見た目は正面から見た時と同じくらい気を使うべきだと感じますが、さほど重要視されないですよね。自分のスーツ姿って正面からしか見ない人が多いし、世の中に出回るスーツ姿の写真のほとんどが正面から撮影されたからだと思っています。

しかし人間は立体です。街を歩いている時、正面と同じくらい横から・後ろから、スーツ姿を見ていると思います。ということは、同じように見られていると思うんですよね。

横姿のアウトライン

ということで、横から見たスーツ姿の格好良い要素(完全に主観)を紹介していきたいと思います。

要素① 魅惑のS字ライン

https://www.instagram.com/p/BdRDOqRHCXh/

横から見たときに一番大事な要素が背中のS字ラインです。

首から背中にかけての上背部の盛り上がり、背中から腰にかけてのくびれ、腰から臀部にかけての張り。これは男のボンキュッボンといっても過言ではないでしょう。スーツ姿が描く曲線のなかでも最も美しい曲線だと思います。このラインがないと美しいスーツ姿とはいえないと思います。

体に沿ったスーツでないとこの魅惑の曲線はきれいに出ません。既製スーツで出すのはなかなか難しいでしょう。

要素② シンプルに厚み

https://www.instagram.com/p/BjAKXZrnwyL/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=pxgo31fk7pc7

数少ない横から見たスーツ姿の写真です(笑)

直立姿ではないため、布地の遊びがありますが、それでもなお日本人より大分厚いです。肉体の色気を感じます。

背中はもちろん胸や臀部も体の厚みを出す上で大事な筋肉です。

厚みがある程度ないとどうしても弱々しく見えてしまい、たとえS字ラインがきれいに出ていたとしても、色気は感じられません

S字ライン・厚みを出す筋肉

ここからは、S字ライン・厚みを出す筋肉を紹介します。

胸、背中、臀部、まんべんなく鍛えましょう。これだけです。

どれが足りなくても厚みが足りなくなってしまうでしょう。全部鍛えましょう。

S字ラインをより強調させる場合、上背部・肩甲骨周りの筋肉を特に肥大させるべきです。

背中というと広背筋のイメージがあります。全体の厚みを出す上でもちろん大事です。しかし、S字ラインを強調するために必要なのは左右の腕の付け根付近を結ぶ部分の盛り上がりです。

日本人は胸椎(背骨の中でも、胸がある部分の背中側)の湾曲が欧米人に比べて小さいと言われており、横から見て、首から背中に繋がるラインがまっすぐに落ちてしまいがちです。

しかし、欧米人はこの首から背中にかけての盛り上がりがめちゃめちゃあります

(↑のインスタグラムの引用も参考にしてください。)

銭湯で欧米人の裸を見る機会が結構ありますが、背骨が日本人に比べて湾曲しています。また、肩甲骨同士の距離も狭いために上背部のボリュームが出やすく、きれいなS字ラインが確認できます。

従って、S字ラインをきれいにするには僧帽筋の中部・下部のボリュームがかなり重要になってきます。

また、肩甲骨まわりの筋肉群(棘下筋、棘上筋、菱形筋など)も筋肥大しますので、上背部のボリュームを出すために鍛えたほうが良いでしょう。

最後に

日本人でも顔が小さく、肩幅が広く、手足が長い、素晴らしいスタイルの人がいます。しかし、横からの見た目(体の厚み・背中のS字ライン)という面ではどうしても欧米人に劣ってしまいます。

逆に、その視点を持ってボディメイクをすると、他の多くの人に差をつけることができるでしょう。