【スーツと筋肉】スーツのゆとり量〜サイズ感

あみなさんこんにちは、あつめです。

スーツと筋肉というテーマでいくつか投稿してきました。身体の部位に分けて細々と(笑)今回は全体像についてですから、これが一番重要かもしれません。スーツのゆとり量と書きましたが、全体のサイズ感と言い換えてもらっても大丈夫です。

結局はどれくらいのサイズ感のスーツが格好いいのかということです。
時代の流行によっても変わるでしょうし、人によっても変わるでしょうし、万人に対してすべて当てはまらないとは思いますが、現時点の個人的な意見をここに残しておきたいと思います。

筋肉ある人はピチピチちょい手前のサイズで

もうこの一言に尽きるでしょう。
が、これを言っても実際に画像がないと始まらないので、参考画像も載せていきます。

引用:The Sartorialist

↑が私が思うピチピチすぎないサイズ感のスーツです。

肩も角ばらず、自然に三角筋の丸みが出ています。
アームホールから袖も太すぎず、フィットしています。(↑はコットンスーツらしく、袖にシワが多いのはそのせいでしょう)
スラックスも足にフィットし、まっすぐにストンと落ちるゆとり量ではありませんが、ピチピチと肌に張り付くことのないギリギリのサイズ感です。

余談ですが、↑の画像の男性はよく「ネイビースーツの着こなし」的なサイトでよく見られた画像でした。
どういった男性なのかの情報は全くなく、他の画像もありませんでした。しかし、最近購入した”The Sartorialist”という書籍に↑の画像があり、更には他の画像もあったんです!!
Ian Hyltonという名前で、アパレルブランドのクリエイティブディレクターを務めていたようです。

引用:The Sartorialist

これも最初のネイビースーツの画像とはまた違いますが、イギリス風のグレーのダブルスーツの着こなしは非常にスタイリッシュです。肩は三角筋の丸みがほぼ出ない肩幅のカチっとした形ですが、この人は頭身も高く、肩幅も広すぎないので違和感は全くありません。ネイビースーツに比べて袖も太く、スラックスもストンと落ちるゆとりがあり、「細めのクラシックスーツ」と言えるサイジングです。

TPOに応じてはグレーのサイズ感のほうが良い場面もあるかと思いますが、個人的には↑のネイビーの筋肉感のあるサイズ感のほうが断然好みです。

この人は頭身も高く筋肉もあるのでどんなゆとり量でも似合いますが、筋肉がかなりついていたりする人はゆとり多めだとやっぱり厳しいものがありますね。

普通体型の人はドレープを重視したサイズ感で

今まで筋肉至上主義的な価値観でスーツについて紹介してきました。

”筋肉質な身体を持つ人は裸が一番格好良い。
ルネサンスの彫刻を見てもそれは明らか。
スーツもそれに近づけば近づくほど格好良い。”

という考えが根本にあり、これまで投稿してきたと言っても過言ではありません。
もちろん「ウエストの絞りすぎはあかん」というような、裸一辺倒ではない、
美しい、色気のあるスーツスタイルというものを意識はしていました。

しかし、大抵の人はそこまで筋肉質じゃありませんし、筋肉がある人も加齢により細くなる日はいつか来ます。

ですから、普通体型の人のスーツについてもここからは書いていこうかと思っています。

普通体型の人がスーツを格好良く着用する上で大事なのはドレープです。

筋肉がないのならドレープでというわけで、ここからは長くなるので別記事でドレープについて投稿していきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

suits

Posted by あつめ